
今年度思い出あれこれ集第2段です。
1月には、オペレッタ こうもり の伴奏をさせて頂きました。
オペレッタとは、音楽中心に作られているオペラに比べ、台詞が多く盛り込まれ、演劇的な要素が大きいのが特徴です。また、悲劇的なお話が多いオペラに対し、オペレッタは「喜歌劇」と訳さるように、ハッピーエンドの物語が多くなっています。
こうもりは、1874年、ヨハン・シュトラウス2世によって作曲されたオペレッタの最高傑作といわれています。
シュトラウスの美しいワルツに向き合い、ユーモア溢れる深い人間像を歌われる方々の息遣いを感じようと格闘した時間。
ウィーンの空気を少しでもと、魔術師といわれた指揮者カルロス クライバーを追いかけた時間は、大変貴重で幸せなひと時でした。
また、指揮者の先生や、尊敬する大先輩から頂くお言葉からは、多くの気付きを得ることができました。
反省点は多々ありますが、リハからは、オケの楽器が頭の中で鳴り、歌われる方の息遣いを感じながら一緒に口ずさみ、こうもりの世界を堪能することができました。関係者のみなさま、大変お世話になりました。ありがとうございました💐。
また、今回、全幕の譜めくりを、生徒さんがお手伝いしてくれました。
見慣れない楽譜にも関わらず、約2時間最後まで集中し立派に務めてくれた彼女に大感謝です。
譜めくり以外のところでも、周りの空気を察知し、私の動向に気を配り、たくさんの心配りをしてくれました。
メモを取りながらその場に応じて的確に動く姿は、凛としてとても美しく成長にウルウル😹
一番の功労者です🌸。全面的なご協力を頂きましたご家族のみなさまにも感謝申し上げます。
そして、休憩の際、オケピットから大ホールの客席を覗くと、最前列に生徒さんたちとそのご家族の姿がありました‼
たくさんの目と合い、一気に緊張のボルテージはMaxへ(笑)。
小さな生徒さんからは、「今度は、先生と交換して私が弾いてあげるね‼」のかわいい言葉に、胸がキュン💖
みなさまの応援して下さる気持ちがとても嬉しく、あたたかい空気を感じながら、演奏することが出来ました。
本当にありがとうございました。
さあ、次は生徒さんみなさんの番です‼。
お部屋を飛び出し、色々な舞台に出て、思いきり自分を表現してみましょう✨
一緒に頑張りましょうね(^^♪